「プラハの春」と言えば音楽祭。
5月10日前後に開幕し、
1ヶ月近く様々な演奏会が開かれます。
ちょうど、私達の到着予定日はコンクールフルート部門のファイナルステージ。
4人の最終選考者がそれぞれ4曲のコンチェルトを演奏し、優勝者が決められます。
聴きに行くつもりだったのです!
←このルドルフィヌムに。
中はドヴォルザークホール。
入り口のブルーカーペットが「プラハの春音楽祭」開幕中の印だそうです。
行けなかった理由は前回のブログにてご紹介しました。
ホントに残念!!!
ルドルフィヌムはモルダウのほとり。
宿泊ホテルからルドルフィヌムには旧市街を抜けて行きます。
こちらは→旧市街広場。
石畳のかなり広い広場の真ん中にヤンフスの像がありました。
ぐるりと見回すと、馬車乗り場・天文時計塔(旧市庁舎)・ティーン教会など。
カフェが道路にオープンテラスを出していて、ビールやコーヒーを飲んでいる人がたくさん。セグウェイで観光案内をする人、大道芸をする人、観光客、家族や友人と連れ立って歩く人…
ティーン教会からは鐘の音。
たくさんの鐘がそれぞれのタイミングでいろんなピッチの鐘を鳴らすあの響きは
マルティヌーのリズム感を思い出します。
現代音楽だとミニマルミュージックかな?
観光馬車にも惹かれましたが、自分の足で気ままに歩くことにしました。
旧市街を抜けると、ユダヤ人地区。
シナゴーグと呼ばれるユダヤ人の教会がたくさん並び、入り組んだ小路にワクワクします。
ルドルフィヌムの向かいにある
美術工芸博物館
このあたりまでたくさんのシナゴーグがあるのだけれど、どれも道が狭くて写真を撮るには近すぎる…
迷路のように入り組んで、高低差もあるたくさんの道。
抜けたらどこに出るんだろう?
そんな感じは充分楽しめました。
旧市街を一回りしてホテルに戻る商店街
ひときわ明るいお店はおもちゃ屋さん
日本だったらぐりとぐら?
チェコの人気絵本のキャラクター・クルテクがたくさんいました。
さすが人形劇の国、細工物のおもちゃや見事な人形がぎっしり
再び火薬塔が見えてきて宿が近くなりました。
通りに面したファサードには
様々な時代のありとあらゆる様式がずらりと並んでいます。
隣同士の建物の階層も違うし、通りに向かって飛び出している部分に引っ込んでいる部分。
こんなにもバラバラなのに
なぜでしょう、この統一感。
きっと、ここで暮らす人々が何よりもこの街を大事に美しく保とう、
という努力をずっと惜しまずに注いできたのですね。
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