新築祝いに胡蝶蘭をいただきました。
こんなに大きくて立派なお花をいただいたのは初めてです。
お店の開店祝いなどに置いてあるのは見たことありましたが、まさかウチにくるなんて。
嬉しい、を通り越して驚きです。
持ってきてくれたお花屋さんのおじさんが
「もともと熱帯で木の又とかから生えているようなものですから、水やりとか肥料とか、
手をかけない方がいいんです」と言われて、ちょっと興味を持ちました。
原種はそういう植物なんですね。
蝶や蛾に見えるような花をつけて、虫たちをおびき寄せていたのでしょうか。
他の生き物に寄生して、少ない栄養をもらいながら、こんな花をたくさんつけるのですね。
持って生まれたDNAだけで。誰に教わるわけでもなく。
すごいなー。
ところで我が家のブルーベリーも、だんだん花芽が膨らんできました。
こんなに小さな木で、昨年秋に植え付けられたばかりなのに、たくさんに花芽が見えます。
もう今年から、頑張って実をつけてくれるつもりなんですね。
健気だなー。かわいい。
もっと大きくなってから頑張ればいいよ、なんて声をかけたくなります。
人間だと「そのつもりで今のうち、勉強・成長しておきなさい」なんて感じでしょうか。
何年か後、あなたの実で1瓶のジャムを作るのを楽しみにしているからね。
そして、ふと周りを見回すと、こちらで植える予定ではなかった草=雑草と呼ばれる者たちが…。砂利の下から、コンクリの際から、出ています出ています!
一昨年、まだ更地だったこの場所に我が物顔で増えていた元気で強いヤツらです。
「よいしょ」と、腰を曲げながら家の周りをぐるりと草むしりしました。
クローバーにドクダミに、名前は知らないけれど小さなピンクの花をつけるヤツ。
パッとむしってから良い香りにふと手を止めたら、イタリアンパセリでした。
こいつもずっと前からここにいたんだなぁ~。
前にこの地に住んでいらしたおばあさんもハーブが好きだったんだろうか?
紫蘇やネギ類のハーブも、おととしは見かけたな…
人の都合で、残してもらえたり栽培してもらえたりする生き物と、
とっととむしりとられていく生き物と。
「ひどいよな、勝手だよな」と考えながら、それぞれの植物を改めて眺めなおしました。
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