第6回スタジオベルジェ発表会終了しました!

演奏者の皆さん、伴奏の先生、ステマネやアナウンス、カメラ等スタッフの皆さん

お疲れ様でした!

どうもありがとう!

とても良い雰囲気の中で、良い演奏がたくさん聴けました。

今年は、私も安心して演奏を聴くことに集中できたので、皆さんのステージを楽しめました。

自分の演奏があると、全員の音を会場で聴けないのが残念ですが。

16人の出演者で3時間半のプログラムは長い方でしょうが、アンサンブルもありましたし、

古典から現代の様々な雰囲気を持つ良い曲ばかり、プログラムも良かったと思ってます!

 

半年前から発表会曲をレッスンで積み重ねた人、

合宿終わってからの2〜3ヶ月で間に合わせた人もいろいろいらっしゃいましたが、

全員が本当によく頑張りましたね!

一回目の伴奏合わせで「ヤバい」ことに気づき劇的に進歩した人、

前日のレッスンとリハーサルでの追い込みで目覚めた人、

自分の判断で本番はテンポを落として安定した演奏にした人

ズレたり間違えたりしながらも素晴らしい曲の雰囲気を作れた人、

音楽的にフレーズをまとめられるようになった人、

伴奏との共演を舞台上で実感して楽しめた人、

昨年の悔しさを挽回できた人…

一方で

力を出し切れなかった、緊張して震えてしまった、楽器が安定しなくて…

悔しい思いをした人もたくさんいるでしょう。

でも全員、進歩できています。

私からの愛のこもった重い(あるいは優しい?)課題を、最低一つずつはクリアしておられます。

嬉しいです。

だから、私も客席にいることを楽しめました。

 

アンサンブル

例年より平均点が大変高かったと思います。

全員が楽しめていると良いのですが…

合宿の時点で曲とほぼメンバーが決まっているので、自主的に練習したチームも。

さすがに安定した演奏を聴かせてもらえました。

せっかくのアンサンブルですから、自分のパートを吹くことだけでなく、

メンバーで一つの音を作っていく、曲のイメージを共有する、

など、音楽的なことをさらに詰めていきたいですね。

 

 

全員合奏

例年は日本の夏の歌を取り上げて、いろんなレヴェルのパートを作ったりしていましたが

ちょっとネタ切れ。

アレンジの時間もなかったので、出版譜のあるラシーヌの讃歌にしました。

直前までどうなるかしら…?という部分もあったものの、

私も含めた全員で無事作り上げることができました。

厳かな締めの1曲となっていたことを願います。

 

毎回、ブログに書くか打ち上げ挨拶でお伝えしていますが、

発表会で良い演奏をすることは確かに目標の一つです。

でも、そこまでのプロセスで何を得たのか? これから何に取り組んでいくとよいのか?

ご自身で気づいてもらえたら、それが一番素晴らしいことです。

 

そして、いろんな演奏や曲に触れ、自分のやりたいことを発信して欲しい!とも思っています。

発表会だけでなく、フルートだけでなく、知っている人の演奏会だけでなく、

生の演奏にたくさん触れて、吸収して、好きなものを増やして欲しいです。

 

全員の参加者に何かしら係をお願いしていますが、素晴らしい人材が揃っていますね。

スタッフが優秀なのはもちろんのこと、痒いところに手が届く、というのはこのこと。

スタジオ・ベルジェの自慢です。

ありがたいです。

演奏する場を作るためには、このような裏方の仕事がたくさんあるんですよ〜

ということも皆さんに知って欲しいので、これからも持ち回りでお願いしますね!

 

打ち上げには参加者以外の方もお越し下さり、いろんなお話が伺えました。

演奏者全員でなかったのがとても残念。

良い演奏をして聴いた後は、美味しく楽しく過ごせますね♡

今年参加できなかった方も一緒に、来年もまたこの時間を持てますように!