フルートとチェンバロ バロックの旅 終了!

いやいや、我ながら大それたプログラムを組んでしまったものです。

ソナタ4曲に小品2曲、アンコールも入れたら全部で7曲

頑張ったね〜 と自分で言ってもしょうがないですけれど。

 

       プログラム

 

 J.S.バッハ : G線上のアリア

 ヘンデル    :    フルートソナタ ハ長調 Op1-7

 チェンバロのお話し スウェーリンク:涙のパヴァーヌ(Cemb.Solo)

   J.S.バッハ : フルートソナタ ホ長調 BVW1035

   F.クープラン :  新しいコンセールより エトセトラ

 L.ヴィンチ : フルートソナタ 二長調

 M.ブラヴェ : フルートソナタ ト短調 

 

 アンコール バッハ=グノー アヴェマリア

 

チェンバロは久保田工房の手による17世紀フランドルのスタイルのコピー

フルートは、前半がc.1930製作イギリスのルダール&カルテ木管

後半は2005製作 フルートマスターズによる10K

 

ミニヨン という歴史ある名曲喫茶のことは、

ずっと以前から新聞記事で読んだり、周りから話を聞いたりして認識はしていました。

昔、レコードが貴重で音楽情報が簡単に手に入らなかった頃には各街毎くらいにあった名曲喫茶。

かなりの数が減ってしまった今でも、古き良き雰囲気を残しお客さんをしっかりつかんでるお店

ということ自体が素晴らしいですよね。

これを機会に始めて中に入らせてもらったのですが、本当に趣のあるお店でした。

入り口があれ?と思うほど素っ気ないので、そのギャップにも気持ちが動くのかもしれません。

昔ながらの格調高いクラシック音楽を守っている場所のようにも感じました。

音楽が流れていなくても、気持ちの落ち着く空気をしっかりと保っていました。

 

場所が荻窪ということで、いつもの私のお客さんは少なめ

チェンバロの夫美さんのお客さまがたくさん、お店からのお客様も入って下さり

客層の違いにけっこう緊張しました。

堅い雰囲気が重く感じられたので、トークで笑いを取ろうと頑張ったのですが

かえって凍らせてしまったりして…

う〜ん、難しいものだ(ガッカリ)

次回からは客層を読んで話をするワザも必要かな?

 

オールドの木管は、重量もあるしキーワークも重い。

しかも鳴りのポイントがあちこちに散らばっているので、装飾を自在に入れるのも大変。

でも、音はチェンバロとの絡みもよく気に入って下さった方もたくさんいらっしゃいました。

後半のゴールドは、音色のコントロールもやりやすいし思い切って吹けるので、私は楽しめたのですが、バロックには、いえチェンバロと合わせるにはちょっと無理があったかもしれません。

 

バロック、難しいです。

 

でも、良い勉強をさせてもらいました。

 

プロ並みのウデの方が、写真をたくさん撮って下さったみたいです。

届いたらアップします!

 

 

 

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    もちき (火曜日, 09 5月 2017 21:32)

    娘と聴きに行きました!ピアノでちょうどバッハを弾いてる娘は、このチェンバロのポンーーーという響きがとても興味深く感じられたみたいです。私は前半のオールドのフルートの響き、バロック!感じました!でも後半のゴールドの響きもやっぱり好きです。…で、やっぱり、打ち上げも楽しかったです(笑)

  • #2

    よねやま (火曜日, 16 5月 2017 20:46)

    もちきさま ご来場本当にどうもありがとう!お嬢さんの興味の幅を広げる一つのきっかけになったのでしたら、とても嬉しいです。ルダールカルテの約100歳の木管は扱いが難しいのですが、こんな風に聴いて下さる方がいらっしゃるのなら楽器も本望でしょう。また使う機会を探しましょう…あ、作らなくちゃいけないか(^^;)
    次はHpとの演奏会です!これは10Kの本領を発揮してもらえるよう企画進めますね♪