パリ〜街並み編〜

街並み…って言っても、建築編とあまり変わらないかもしれませんね。


ご存知のようにオスマンの都市計画で

ほとんど今の形に整ったパリ。

でも、思ったより街中は汚かった。

道路のゴミも多いし…

でも、何なのでしょうね、あの風格。

きっとヴァカンスシーズンでなければ

もっといろんな空気を感じ取れたのではないかな?



ポンピドウーから見た街並み


ノートルダムも観光用でない教会も民家もくすんだ石の色にまとまっていて、私は気持ちが落ち着きます。


日本の街って、なんであんなに色に溢れ過ぎてるのかな?

看板も控えめ。


こうして高いところから眺望すると、まだまだ歩いてみたくなる。



パッサージュ、すてきです。


日本で言ったらアーケード商店街なんだけど


ぜ〜んぜん違う!


それほど売れてなさそうなお店が多いんだけど

ちゃんとこの雰囲気に合うディスプレイ、

掃除も行き届き、カフェ椅子などにも妥協がない。

タイルが敷き詰められた通路も、きちんと整備されています。


雨の日も楽しく歩けました。

買い物もしないのに3回は往復していたかも…


こちらはヴォージュ広場にある

王妃の館


広場を大きな連続した建物が囲み

そのグラウンドフロアが屋根付きの歩道と店舗など

そして、こうして奥を覗くと

住居だったりホテルだったり、

中庭を経由して入る


ヨーロッパでは普通の形なのでしょうが、すごく無駄がないのに余裕があって、安全面なども含めて「人」のためによく考えられているなあ、と眺めてました。

こちらもヴォージュ広場の街灯


国立の大学通に似てるの並んでますね。


それにしても絶妙な位置にいるこの鳥。

街灯と一体化してますよね。

ちゃんと動いていたので、生きてる鳥でした。

観光用に内覧もできるホテルの中庭


フランス式庭園のミニチュア見本みたいですね


時間が遅くて中に入れず、残念。

突如、道に現れたもの


なんだかわからないけどおしゃれ

なのに落書きだらけ


よ〜くよく見たらわかりました、

ヴェリヴというレンタル自転車のチケット販売用の小屋でした。


カルナヴァレ博物館になっている17世紀ルネッサンスの館


道に面して壁になる建物でぐるりと囲み、優雅で見通しの良い庭園を挟んで主館


なるほどね〜


でも使用人用の通路はちゃんとあるんですね。


晴れていても、人がいっぱいいても

なんだかセンチメンタルな気分になるモンマルトルの階段


たくさん上がり下りするたびに

見えてくるものが変わるのが面白い


実際はしんどいけれど…


時々見かける、壊れた自転車のオブジェ


誰かがここで交通事故にあったのかと思った。

車への注意喚起?

確かに飛び出し注意!的な通路に多かった。




シャンゼリゼもオペラあたりも歩いたけれど、

歩いて観るのが楽しかったのはマレ地区



サンジェルマンデプレも、もっとゆっくり明るいうちに歩きたかった。

それからパッシー地区のアールヌーヴォーも、

モンパルナスの方も。みんな違うはず。


街の雰囲気って何が作っているんだろう?